インディアナポリス研究会コルツ部

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J.Sorgi  
人生って
そういうものなのか。
 ルーキー契約終了後そのまま退団するのかと、わたしはてっきり思い込んでいたが、昨年のオフまさかの契約更新。 2010年まではコルトだそうです。

 コルツサイドから見ると、マニングのバックアップなんてものは、マニング終了=コルツ終了である以上、ルーキーだろうがベテランだろうが、単なる頭数なので、誰でもよいのであろうが、ソージサイドから見た場合、それで良いのであろうかと私は首を捻る。

 彼もNFLに入ってきたからにはスターターの座を狙っていたのではないだろうか。コルツではどうあがいても無理であろうが、他のチームならとは考えなかったのだろうか。QBに苦しむチームは少なくない。マニングの隣に座ってましたというのは結構なセールストークになると思うのだが、どうなのだろう。まだまだ勉強です、とか言っていられる年齢でもないだろうし。

 私はこの辺の感覚がよく分からないのであるが、ドラフト下位やルーキーFAでバックアップQBとして入ってくる選手というのは鼻っからスターターの座は諦めているのだろうか。とりあえず何年かNFLの世界に身を置き、それをキャリアとして大学や高校のコーチといったフットボール関連の仕事に就くことを目指しているのだろうか。NOのショーン・ペイトンみたいなのが理想の人生なのだろうか。

 フットボールに限らず、どんなスポーツの世界においても、プレイヤーは遅かれ早かれ、極々一部の例外を除いて、諦める、すなわち言葉の正しい意味で敗北する時が来るのであるが、NFLのバックアップQBを受け入れるというのは、時期としてあまりにも微妙な時期での敗北のように私には思われるのであるが、どうだろう。大学卒業の時点で、パッパと他の仕事、フットボール関連の仕事であるにせよ、就いた方がよいと思われるのであろうが、どうだろう。まあNFLの試合を究極の最前列で5年なり10年なり観戦する方が楽しいか。それからでも遅くないか、就職は。

 という訳でソージのプレイヤーとしての実力はまったく以ってわかりません。プレシーズンを見る限りでは結構やるんじゃねえかなと思っていたけど、昨季の最終戦でその予想はぶっ飛んだ。でもまだ未知数。チームとマニングは見切っているだろうが。

 フルネームはJames Joseph Sorgi, Jr。ちなみに息子の名前はJames III。三世。

                                                2008/7/24

 ’09ドラフトでカーティス・ペインターが指名された時点で、この運命は決まっていたと思うが、’09オフにコルツをカット、しかしその後、NYGと速攻で契約、バックアップQBとして栄光のキャリアを送っている。将来的にはキュービアックとか、ショーン・ペイトンみたいになるつもりなのか。

 NYGと契約した事により、引き続きマニングのお守りをすることになった訳であるが、早速、アーチーの隠し子とか、マニング4兄弟とか、マニング家4人目の兄弟とか、アーチーの隠し子とか等々の異名を与えられる。ウルトラマンレオみたいなもんか。

 来季はサイドラインでペイトンの悪口に花を咲かせることだろう。「あいつ口臭ーよ。」「コーヒー一杯、おごりゃあしねー。」等々。

 ちょっと、話は変わるが、この時期にソージをカットするのだったら、昨オフ、ペインターを指名した時点でカットしていても良さそうなものであるが、どうであろう。’09シーズンのQB3人制は一体何だったのだ。ペインターに一抹の不安があったのか。シーズン中に解雇する予定が、ソージが怪我しちゃって解雇できなかったということか。

 ストーバー・ヴィナティエリの一件といい、妙にロースター枠に自信持っているんだよなあ。少数精鋭主義。

                     ソージが掃除された。記念に駄洒落ってみた。2010/3/12
M.Jackson
あらためて見てみると、
凄い顔してんな。
 しかしシーズン終わるとテンション下がるな。でも、シコシコと選手紹介を進める。

 で、うちのMJ(誰も呼んでない。)ことマーリン・ジャクソンである。3年目の昨季、J・デイビットとN・ハーパーの退団を受け、繰り上がり当選的に無事スターター昇格した’05ドラフト1位男マーリン・ジャクソンである。

 体格的にも能力的にも、どう考えても前記二名より上の実力者なのであるが、そこは一事が万事穏便を好むダン爺さんの為に、入団後丸2年間、セーフティーをやったりニッケルをやったりと冷や飯を食わされ続けてきたのであるが、ようやっとスターターを獲得、というかお鉢が回ってきて、1年間無事にその役をこなし、派手さは無いもののいかにもカバー2コーナーらしい玄人好みの堅実な活躍を見せた。おかしいなこの文章。

 とは言うものの、M・ジャクソンといえば、昨季の無難なスターター1年目よりも、その前年、すなわちコルツ優勝シーズンのあのAFCチャンピオンシップNE戦で見せた最後のインターセプトをご記憶の方も多いだろう。実際あれが彼のプロでのキャリアにおける最高のプレイである。あのプレイオフでは現スターターDB陣がそれぞれひとつづつ印象的なインターセプトを決めたのであるが、最も価値あるINTはおそらくベシアのそれであろうが、もっとも派手なINTはおそらくこのM・ジャクソンのものであろう。あの瞬間、すなわちM・ジャクソンが大の字になった瞬間、歓喜にむせんだコルツファンは私だけではないだろう。90年代ヤクルトファンにとっての高津っちゃんのガッツポーズに匹敵する。←分かる人にしか分らない。

 ちなみにこのひとはプロでのキャリアよりもむしろ大学時代でのキャリアの方が派手で、実際、彼の画像を検索してみると、コルツのユニフォームよりもミシガン大のユニフォームの方が目立つ始末である。彼の画像検索結果画面をコルツブルー一色に染めて欲しいものである。

 フルネームはMarlin Tyrell Jackson。改めて見てみると、このMarlinという名前、珍しいしカッコいい。いま気が付いた。親父は海が好きなのか。渡辺満里奈みたいなもんか。


 全然全然関係ないが、さっきまでプロ野球交流戦を見ていて気が付いたことをふたつばかし。

 ひとつ目。横浜の選手はヒゲはやせ。斉藤明夫以外誰もはやしとらんではないか。今季の低迷の原因はそこにあると見た。大洋といえばやはりヒゲでしょう。まあ、もっともヒゲの頃も弱かったけど。

 ふたつ目。王監督の南海のユニフォームは違和感ありすぎる。私などは軽くめまいがした。あんたグリーン軍団じゃないでしょう。ちなみにコレ→  
   
                                   2008/6/6 あとちょうど一ヵ月後。

 両膝の手術とスキームの変更により、多くのコルツファンの予想通り、コルツとの再契約は無く、イーグルスと契約がまとまったようである。コルツからはオファーも無かったと思う。

 イーグルスでは、パートタイム的にCBやニッケルを務める事はあるかもしれないが、基本的にはセイフティ、主にFSとしての起用になるだろう。スターターは確約されていないだろうが、頑張って欲しいものである。

 ここ数年のコルツは、どういうわけか、イーグルスと絡む事が多く、コルツからイーグルスへ移籍したプレイヤーとしては、我が愛しのクレッコーさんや、ロッキー・ボイマン、このマーリン・ジャクソン、そして出戻りのハンク・オンサイドキック・バスケット、コルツに来たプレイヤーとしてはコーリー・サイモンや、そのハンク・バスケットなどがいるが、どれも皆いまひとつの活躍である。大失敗とまでは言わないものの、大成功ともいえない成績に終わっている。験直しの意味でもマーリン・ジャクソンには頑張って欲しいものである。

 先にも書いたとおり、マーリン・ジャクソンはCBからSへのコンバートが予想されている訳であるが、私は個人的にはこのCBからSへのコンバートというのは好きにはなれない。マーリン・ジャクソンとは関係なく、一般的に好きにはなれない。CBからSへのコンバートには否定的である。

 その理由は、どうしてもタックル力に不安を感じるからである。Sに転向するCBというのは、このマーリン・ジャクソンも含め、タックル力には定評のあるプレイヤーばかりであるが、やはりCBのタックルとSのタックルは違うと思う。このマーリン・ジャクソンも確かに、カバー2CBを任される位であるから、タックル力は並のCBよりも上であろうが、それでも、やはりSとしては劣るように思う。コルツ時代も何回かSを任された事があったがいまひとつの出来だったように記憶している。同じCBでも、アントワン・ウィンフィールドはさすがに話が別になるが。

 特に今回、マーリン・ジャクソンが転向する予定なのはSのなかでもFS、フリー・セイフティである。SSとFSの仕事の色分けはスキームによって違いがあるので一概には言えないが、一般的には1ヤードでも前でタックルするのがSS、1ヤード進まれても良いから絶対にタックルミスをしてはいけない、すなわちセイフティ・ファーストのプレイに徹するのがFSというイメージである。

 そのような観点に立つと、このマーリン・ジャクソンに限らず、CB上がりのSのタックルはどこか不安である。タックルが軽い、浅い。甘い。
 今オフ、アリゾナが、同じくCB上がりのSであるアントレル・ロールと再契約しなかったのは、勿論その理由の大部分は金銭的問題であろうが、残りの数パーセントはそのタックルの甘さに理由があったように思う。どんなに素晴らしいボール・ホークでもタックルに甘さのあるFSの起用は、やはり恐い。一発のタックルミスが、そのままタッチダウンにつながるのがフリー・セイフティというポジションである。私なら二の足を踏む。
 特にこのアントレル・ロールのように、スターSSとコンビを組むFSの場合は尚更である。エイドリアン・ウィルソンの力を最大限に活かす為に必要なのは、FSのボール・ホークではなく、FSのセイフティ・ファーストである。

 ちょっと話は逸れるが、数年前、コルツにイドリース・バシャールというFSがいたが、この選手はCB上がりではないけれども、やはりタックルに甘さのあったFSで、いつのまにかコルツどころかNFLからも消えていった。

 SはCBとひとくくりにしてDBとして表記される事も多いが、私には、Sのプレイスタイルは、CBよりはむしろLBに近いように思われる。ラインバッカーの後ろを守るプレイヤー、ラインバック・バッカーといった感じである。

                                        2010/3/20
R.Lilja



J.Scott

こっちがリリージャ


こっちがスコット あれ。
 はっきり言おう。私はこのふたりの区別がつかない。どっちがLGでどっちがRGかも分からない。覚えても3秒後には忘れている。怖いぐらいである。

 同じポジション、同じ白人、同じようなプレイスタイル、同じような体格、同じくドラフト下位からの叩き上げ、私にはこのふたりの区別が全然つきません。じぇんじぇんつきましぇん。唯一の違いは、片方はめずらしく、片方はありがち、というその名前くらいか。というか今まで普通にリリージャと呼んできたのであるが、本当にこの呼び方で正しいのであろうか、書いてて不安になってきた。もしかしたらライリージャ?。まあ別に調べないけど。

 で、その選手としての評価であるが,顔の区別もつかないくらいだから良く分からん。また、各メディアのポジション別プレイヤーランキングを見ても大抵は20位前後である。これはそのほとんどが10位以内にランクされるコルツオフェンス陣の中では大変めずらしい。というか彼等だけである。ディームでも10位前後には大概ランクされている。もうそろそろ契約も切れる頃である。彼らにも昨今流行のGバブル元コルツバブルは訪れるのであろうか。たいして興味ないけど。

 フルネームはRyan Matthew Lilja、およびJake Scott。いま調べたら、年齢もキャリアも体重も一緒なのね。身長はスコットの方が5インチ高いみたい。

                                           2007/10/2

 今オフ(’07シーズン終了後)二人揃って仲良くUFA、そこまでいっしょか。

 リリージャの野郎、5年20億円の再契約を獲得、うまくやりやがった。今ドラフトにガードはエントリーしていないのか。まさか調子に乗ってスコットとも再契約?

 私の再契約論はD・クラークの項に。
                                            2008/2/22

 さすがにスコットとまでは再契約できず、TEN行き決定。4年20億円くらい。どこまでも似ている。

 まあ、それはそれで良いのであるが、これでソーントン、ハートソック、ハーパー、ガードナーにつづいて近年では5人目のINDtoTEN。よく考えたら、C・サイモンも引退直前にTENと契約していたのでそれも含めると6人目。
 ソーントンはともかく残りの4人あるいは5人は正直微妙な選手ばっかり。いまひとつメリットがよく分からない。それでいいのかリーズよ、と書こうと思ったら、いつの間にかGM替わってたのね。とにかくそれでいいのかTENよ、というかTENファンよ。まっ、こういう傾向はどこの地区にもあるのだけれど。同地区だと選手の力量も計りやすいし。それでいいのか、テネシーファンよ。

 とりあえず、この項は ex colts には移しません、めんどくさいので。まだリリージャはいるし。

 とか何とか書いていたら、我が愛しのクレッコーがイーグルスと契約というビックニュースが飛び込んできた、詳細を待て。誰も待っていない。ちなみにユーテックもCINへ移籍する模様。詳報を待て。

                                           2008/3/16

’09オフシーズン(’10なのか?)、衝撃のリリージャカットである。

’09コルツのへっぽこOL陣にあって、唯一安定感のあったリリージャが何故かこの時期に解雇である。年齢的な衰えの見えるサタディやディームならともかく、よりによってリリージャとは。ファンの間でも様々な憶測を呼んでいるリリージャカットである。私がコルツファンになって、もう5,6年経つが、その間では最も謎めいた人事である。

 様々な憶測の中で共通するのが、とりあえず何らかの大物ラインマンをドラフトなりFAなりトレードなりで獲得する為ではないかというものである。BALのRFAジャレッド・ギャイザーなどはその有力候補である。

 ただまあ、大物プレイヤーを獲得するためといっても、そもそも来季はアンキャップイヤーなので、キャップ枠を空けるというのはほとんど理由にならない。

 とすると、リリージャのパフォーマンス自体に問題があったのかということになるが、私の見る限り、コルツのへっぽこOL陣にあって、素晴らしいとはいえないものの、最も破綻の無いプレイヤーがこのリリージャである。実際、今季の私のゲームレポートでも最も名前の出てこないプレイヤーが、このリリージャだったと思う。チャーリーやディームはさんざん紙面を賑わしたが。
 中から見ないと分からない理由があるのだろうか。政治的な理由とか、怨恨とか。

 つーと、やっぱり、イーゼイひとりサプライムローン問題。ひとりタイガー・ウッズ問題。やばい女に手を出しちゃったとか。このへんは私得意の貧相な妄想なので、あまり気にしないで頂きたいが、でも実際、イーゼイがお金に困っているぐらいしか、このリリージャカットの理由は思いつかない。

 いずれにしても、このままのOL陣で来季を迎えるという事は考えづらいので、ドラフトなりFAなりで、それなりの補強はすると思う。つーかしねーと。
 補強しないなら、ウーゴーとポラックを改造しないと。機械とか埋め込んで。

 リリージャの今後に関しては、年齢的にも実力的にも元コルツというネームバリューからいっても移籍先はすぐ見つかると思う。キャップ無しということも考え合わせれば、今より大きな契約を手に入れられるかもしれない。うまくやりやがったなチキショー。どっかのチームでひっそりと活躍している事だろう。まさかタイタンズじゃねーだろーな。

 また、まさかのコルツとの再契約もあるかもしれないので、とりあえず、このactive coltsの項目に置いときまーす。

                                               2010/3/12

 無事、KCと契約するに至ったようである。当然やね。

                                               2010/3/20
F.Keiaho
沖縄で、
ボクシングやってました。
  この男がドラフトされたのは一昨年の事である。そのころまだコルツファンとしてうぶだった私はドラフトレビュー誌をめくりながら、ソーントンの後釜として、あたかもMADDENのドラフトの如く、身長6−2以上、40ヤード4,5みたいなローレンス・テイラーのようなLBを物色していた。たしか、レオン・ウィリアムズとかロッキー・マッキントッシュとかをマークしていたと思う。

 そうしてドラフト後、ケイアホーの指名を知り、はてどんな選手だったけ、とレビュー誌をめくってびっくり、私は腰を抜かした。5−10でLB務まるんかい。この時はっきり私はダンジーの意向を知った。強制的に学ばされた。世間的にも、このケイアホーの指名あたりから、コルツというかダンジーの意向を世に知らしめる事になったと思う。これ以降、とりあえずちっこいのはコルツ指名にしておけ、見たいなムードが生まれたと思う。しかも、その通りになる。
 そういった意味、私のLB観を根底からぶっ飛ばしたという意味では、このケイアホーは思い出深い選手ではある。今や私は、数多くのコルツファン同様、6フィート以下の選手しかチェックしない。6−1、ないない、みたいな。

 1年目はぼちぼちの出場、2年目、すなわち昨シーズンからWLBとして本格的にスターター登用と相成ったわけであるが、そのプレイ振りは可もなく不可もなくといった感じである。無難にこなしているといったところである。カバー2のLBとしてはINTの少ないのが少々気になるといえば気になるが(前任者のC・ジューンは量産。)、まあこれはある程度偶然にも左右されるので、こんなところといえばこんなところでしょ。

 来年か再来年には、いかにもコルツのLBらしく他チームのユニフォームを着ている(NFL全チームのLB元コルツ化計画は着々と進行中である。ダンジーの悲願。)と思われるので、そんときは、宜しくお願いします。なんだそりゃ。

 この選手の顔をはじめて見た時、何処かで見た顔だなあと気になっていたのであるが、およそ一ヵ月後に解決。そう、ボクシングの平仲信明にくりそつである。どうでもいいちゃどうでもいい話ではあるが。そういった意味でも思い出深い選手ではある。

 フルネームは Naivote Taulawakeiaho 。もちろんフィジー人である。しかし、ナイボウテ・タウラワケイアホーからフレディー・ケイアホー。どっから来たんだ、フレディー。フレディーっぽいからか。
                                           NBAなあ。 2008/5/18

 なんか盛り上がらないので、メイリオ辞めます。早っ。

 それはともかくケイアホーである。知っている人は知っている、知らない人は全く知らないだろうが、ケイアホーは今オフ、ひっそりとジャグワーズ入りしております。

 この人のこの1年間の契約状況はちょっとややこしいので、ここでまとめておきたいと思います。

 まず昨オフ、3年目終了ということで、めでたくRFAを獲得したのだが、丸々2年間スターターを務めたにもかかわらず、テンダーオファー無し。この時点で既にアレなのだが、それはともかくUFA扱いになり、他チームからのオファーを待ったものの、これも無し。水面下では何かしらオファーがあったのかもしれないが、いずれにしてもどのチームとも契約はまとまらず、結局キャンプ直前だかシーズン直前だかに元鞘のコルツと契約。たぶん1年契約だったかと思う。

 という訳で前年度のシーズン、スターターだったにもかかわらず、契約上の形の上では、ストリートFAの新入団選手的な扱いになり、結局1年間サイドラインを温める形になり、一応2試合誰かのケガの代役としてスターターを勤めたものの、シーズン終了後にそのままUFA、コルツとサヨウナラ、ジャグワーズさん、コンニチワとなった次第である。

 結局のところ、コルツ首脳陣にはLBとして高く評価されていなかったということになると思う。コルツといえば、LBとはルーキー契約しか結ばない、再契約しない事で有名であるが、それでもスターターを張ったLBのRFAには何らかのテンダーオファーを出していた。それが無かったという事は、すなわちコルツのLBとしては失格の烙印を押されていたのであろう。

 その理由としては、上にもちょろっと書いている通り、INTの少なさということに尽きると思う。カバーLBが2年間スターターを務めてインターセプト1つというのはあまりも少なすぎる。INTはある程度偶然にも左右されるだろうが、それにしてもいかにも少ない。

 INTが少ない=ゾーンカバーが下手ということには、そのままつながらないだろうが、彼がスターターを勤めた2年間は、確かにショートやミドルのパスをバンバン決められていた。これは前任者のジューンやソーントンの時代には無かった事である。その責任をケイアホーひとりに押し付ける事は出来ないかもしれないが、彼がスターターを降りた’09シーズンは’08や’07シーズンのようにショートやミドルのパスをポンポン決められた印象は無い。
 してみると、やはりケイアホーのゾーンカバレッジには大きな問題があったと考えるべきだろう。

 つー訳でサヨウナラ、ケイアホー。しかしあのサイズでカバー2LBが出来ないとなると、NFLで生きていくのはなかなか難しいのではないかと考えていたところ、ジャガーズがまさかの速攻契約。元コルツLBの神通力はケイトー・ジューンで完全に消えた筈だが、まだケイアホーにマイク・ピーターソンの夢を見ているのだろうか。

                                                 2010/6/1

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