インディアナポリス研究会コルツ部

選手紹介 excolts

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T.Gllen   
  うれしいひととき。
  まさか、この選手をexcoltsの項で書くことになろうとは昨季の閉幕直後には予想だにしなかった。グレンさん引退である。ビシネスをするんだそうである。まあこのスポーツに関しては、プレイするのに特殊なテンションが必要とされるので、この件について外野である私がぐだぐだいうつもりは無い。ご苦労さま。しかしあと5年はやれると思っていたけどな〜〜。

 グレンという選手に関しては、おおくの優れたOLとりわけLTがそうであるように、彼もまたそのパフォーマンスが全く云々されない選手であった。ダンジーの言うように“He and Marvin were the two cornerstones who were already here ”だったのであり自ら語るように、“For the past 10 years, I’ve been consistent and I’ve been there.”だったのである。あとなんか、マニングさんも良い事言っていたような気もするのだが忘れた。

 1LTとしての評価は、1年先輩のオグデン、同期のペースやジョーンズといった同時代の猛者達の後塵を拝し続け、コルツファンをいらいらさせたものであるが、昨今のコルツの成績の上昇によりめでたくプロボウラーと相成った次第である。そんなにパフォーマンスは変わっていないんだけどね。しかし難しいなLTの評価は。サックされて、つまり失敗して初めてクローズアップされるポジションだからな。同じような境遇にいるLTはきっと多いと思う。

 もっとも来年あたりにはひょっこりロースターに名を連ねているかもしれない。気まぐれだからなアメリカ人は。

 フルネームは分かりませんでした。何かの拍子に発見したら書きます
                                             2007/09/26
J.David  
  こんな感じでした。
 ’07シーズン NO開幕3連敗。マンツーマンでディープを抜かれまくってその戦犯のひとりに数え上げられている元コルツJ.デビッドであるが、元コルツということで、彼を弁護してみたい。

 このオフシーズンNOは彼をRFAとして獲得したわけであるが、私にはこの事からして、そもそも疑問であった。これは私のみならず、おおくのコルツファンが同じ様に感じたと思う。べつにレギュラーCBをRFAで奪われて悔しかったのではない。なぜなら彼J.デビッドはマンツーマン能力の全く欠けた完全なるカバー2CBだったからである。実際コルツ在籍時から、ディープ、というよりマンツーマンではガンガンパスを通されていた。わたしも幾度と無く歯ぎしりしたものである。一方で本職のといったらおかしいかもしれないが、本職のゾーンDも特別良いと言う訳ではない。悪くも無いが、まあ平均点といった程度である。そしてもうひとつカバー2CBとして重要な仕事であるタックルであるが、これもその体格の為かたいしたことは無い。昨季コルツのランDの悪さはひとつには彼のタックル力不足にもその原因があったと思う。カバー2CBは自身のゾーンに来たボールキャリアーを確実にタックルで仕留めなければいけない。

 そんなJ.デビッド君をRFAで獲得したNOは彼をレギュラーとして起用しようという事なのであろう。ところがNOがDをカバー2に移行するという話は聞こえてこない。私のみならず多くのコルツファンは訝しんだものである。あれ、NOのディフェンスはもとからカバー2だったけ。と思っていた矢先、あの開幕の木曜日コルツ戦だった訳である。

 では何故そんな選手をコルツはレギュラーとして起用し続けたかというと、それは私には分かりません、ダンジーさんに聞いて下さい。わたしの目で見ると、体格の分だけM.ジャクソンやK.ヘイデンの方が上のような気がしていたが、ダンジーは終始J.デビッドを使い続けていた。首脳陣でなければ分からない何かがあるのだろう。単に俺の目が悪いというだけの説もあるが。

 とまあ、ここまでさんざんJ.デビッド君を腐してきた訳であるが、そんな彼にも長所が無い訳ではない。というかひとつの長所、それもとびきり優れたひとつの長所が彼にはある。それは何かというと、ターンオーバーに絡むというものである。ターンオーバーをすると言うよりは、むしろターンオーバーに絡むのである。彼自身がインターセプトしたりファンブルフォースしたりというのは勿論であるが、誰かがファンブルフォースしたボールをうまくリカバーしたり、彼自身は何もしなくとも彼の周りでターンオーバーが発生するのである。実際、例のコルツ戦でもR.ウェインからファンブルフォースそのままリカバーしてTDにつなげている。これは彼固有の珍しい能力のように思われる。まあ私だけの見方かもしれないけれど。

 でもやっぱり、マンツーマンDを採用するチームにJ.デビッド入らないような気がするけどな〜。D.マックリンの二の舞にならないことを望む。同じデビッドだし。

 恒例のフルネームはJason Aeron Walter David。長い、というかこの項も長い。なんでデビッド如きにこんな長い書き込みせにゃならんのだ。グレンより長いではないか。
                                                2007/10/1
N.Harpar

これ。
  そのJ.デビッドの反対側を守っていた男、そして今年(’07)同じくチームを去った男、N.ハーパー。ついでに紹介してみようと思う。とはいううものの正直言ってこの男についてはたった一つの事を除いて何の感慨もない。おそらく全コルツの選手中わたしの最も興味のない選手であるかもしれない。

  Division II からCFLそうしてスーパーボウル優勝チームのスターターまで登りつめたという典型的なアメリカンドリーム、立志伝中の男であるが、そういう話はわたしはほとんど関心はない。そのプレイ振りは一言でいうと地味、それも渋くない地味である。反対側のJ.デビッドには前述したとおりターンオーバー能力といったものがあったが彼にはそれも無い。もちろんそれが皆無というわけでもないが、カバー2CBとしては平均的なものである。タックル力はまあ平均より上といったところか。実際今期のM.ジャクソン、K.ヘイデンの働きぶりを見ていると、J.デビッド同様何でこの男がスターターだったのか理由が分からない。首を捻るばかりである。ターンオーバー能力はデビッドハーパーコンビの方がやや、それも極々やや上だったような気もするが、パスカバー能力タックル力は今期のコンビのほうがはっきり上である。今期、というか昨期のプレイオフからコルツのランDが良くなっているのは彼等の貢献によるところも大きいと思う。カバー2CBのひとつの条件は体の大きさなのである。そんなことはダンジーも重々承知している筈なのであるが。

 まあそんなことはともかく、わたしがN.ハーパーについて持っている唯一の感想は、今更言うまでもない、あのスティーラーズ戦でロスリスバーガーにタックルされた男である。あんなの足踏んづけてでもリターンタッチダウンせえちゅうの。いやほんっとに冗談抜きで。あれはわたしが見たコルツの試合の中で最もがっかりしたものである。あんなものいかなる手段をとってもゴールラインに雪崩れ込めっちゅうの。つうかあらゆるスポーツの試合のなかで最もがっかりしたシーンかもしれない。あの日以来わたしはハーパー不信である。

 あれが無ければ、次はお得意のデンバー、その次はカバー2を天敵とするWCOのシアトル、間違いなくスーパー獲っていた。

 これが私のN.ハーパーに対する感想のすべてです。千載一遇のチャンスを生かして大金も手に入れた事だし、タイタンズでがんばってください。以上。フルネームは分かりませんでした。
                                            2007/10/29
 M.Vanderjagt  
これだ。
  ヴィナ様不調記念緊急特別企画。ヴァンダージャットを懐かしむ。

 ヴィナ様の思わぬ不調によりごくごくごくごくごくごくごくごく一部のファンの間で、あ俺だけか、話題になっているのが、これはヴァンダージャットの呪いではないか、あいつならやりかねん、ということだ。

 ヴァンダージャットといえば、the most accurate kicker in National Football League history などと祭り上げられ、数年前までは我等がヴィナ様とどちらがNO1キッカーかという事でよく議論になったりもしたものであるが、昨シーズンその結論はこれ以上ない形ではっきりと出た。コルツをスーパー制覇まで導いたヴィナ様とダラスをWeek10辺りであえなく解雇の通称ヴァンちゃんことヴァンダージャット。今となってはなぜこの両者を比べていたのか、理解に苦しむくらいである。ちょっと恥ずかしいくらいでさえある。不明を恥じるとはまさにこの事。尤もそのダラスとロモとパーセルズはほかならぬそのキッカーの為に煮え湯を飲まされる事になるのであるが。

 ヴァンちゃんといえばそのキックよりも何よりも、キックオフが蹴れないが為に貴重なロースター枠をキックオフ専用キッカーのために空けねばならぬという迷惑この上ない特徴である。しかもその理由は飛距離が足りないとかそういう純粋に技術的な理由ではなく、キックオフをやるとFGが蹴れないという技術的なものなのか精神的なものなのか何だかわけの分からない理由であったと記憶する。つうかあんなキックオフなんて誰でも蹴れんじゃねいのか。遠くへとばしゃあいいだけでしょ。どうせカバーチームは当時からボロボロだったんだし。ダラスの事はよう分からんが。

 そしてもうひとつヴァンちゃんの特徴で忘れてはならないのは、当時コルツに於ける反マニング派の頭目であったという事である。といってもほかにはフリーニーくらいしかいないけど。コルツを離れた理由のひとつにはこれもあったと思う。尤もこれもヴァンちゃんの完全敗北で終わるのであるが。

 キッカーなのに気が荒く、そうして勝負弱く、妙なところで繊細な男、それがヴァンちゃんのであった。俺はけっこう好きだったんだけどなあ。今どこで何をしているやら。もともとはCFLだかAFLだかの出身なのでその辺りのチームにいるのか。来月辺りどっかのチームとひょっこり契約しているかもしれないが。まさかうち。

 フルネームは Mike Vanderjagt。
                                            2007/11/18

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