インディアナポリス研究会コルツ部

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 E.Johnson  
最初は62だったのね。
 今季のキャンプ前、コルツの全ユニットのうち最も層が厚いデプスが深いのはDLとOLだと私は思っていた。一方一番薄いのはWR陣だと思っていた。ハリソンひとりこければいきなり追い込まれると考えていた。それは只今(’07/11月)の状態である。コルツはコルツファン以外の人々が考えているほどWR陣の層は厚くない。今年のゴンザレス指名はコルツファンにとっては自明である。一方でコルツファン以外の人々が考えているほどOLおよびDL陣の層は薄くない。意外に磐石である。
 と思っていた矢先、それぞれのユニットで最も重要なグレン&マクファーランドが引退&IRで消えた。わたしは動揺しC・サイモンに因果を含めようかとも考えたくらいである。なんだそりゃ。

 この窮地をさっそうと救ったのが上記のウゴーとこの項のE・ジョンソンである。ドラフト1位を使った2位指名とルーキーFAという入団の仕方こそことなるものの両者共に前任者の穴を完全に埋めた。若さゆえの運動能力を加味すればむしろ上積みしているぐらいである。

 とりわけこの項のE・ジョンソンはコルツにとっては待望久しい本格的カバー2DTである。いままでトリプレットやM・リーガーでお茶を濁してきた本格的カバー2DTである。今季のコルツディフェンス向上の大きな要因はヘイデン、ジャクソンの先発昇格もさることながら、なによりこのE・ジョンソンの存在が大きいと私は考える。とにかくこのポジションにコルツは長年苦しんできたのだ。カバー2DTを担うだけの本格的突破力が彼にはある。マクファーランドも悪くはなかったが、いかんせんおっさんである。すぐ息が上がってしまう。

 しかしつくづく思うのはドラフトに於けるDT指名の難しさである。このE・ジョンソンはルーキーFA、C・サイモンやマクファーランドは1位、K・ジェンキンスは2位、M・ストラウドとJ・ヘンダーソンは1位、コールマンは5位、NTではハンプトンとウィルフォークは1位、J・ウィリアムズはサプリメントの2位、T・ワシントンは1位でP・ウィリアムズはルーキーFA、かとおもうとK・ウィリアムズの方は1位。ドラフト時の評価とその後の活躍度にまるで一貫性がない。ほかのポジションでも大なり小なりあると思うが、このポジションだけは本当に分からない。QB以上であると私は思っている。おなじDLでもDEとなると、これはドラフト時の評価が入団後にも割りとそのまま現れる。この問題についてはいずれ項を改めてじっくり考察したい。ずっと先の事だろうけれども。

 ウゴーともどもこれからもよろしくお願いしっやっす。

 フルネームはEdward Andre Johnson。面構えもいい。
                                           2007/11/13 

 コルツファンにとっては、NEファンのブレイディIR入りに匹敵する、というかそれ以上に衝撃的なニュース。

 エド・ジョンソン、麻薬で逮捕されて、速攻解雇、ウェイブされちゃった。

 ちと厳しい処分のような気もするが、大学時代から素行にもともと問題があった選手らしく(そのためスターター級なのにドラフトされず。)、そういった経緯もあって、ちょうどスリーアンドアウトっぽく、北の海前理事長も真っ青の速攻解雇と相成りました。露鵬、白露山と裏でつながっているのか。

 E・ジョンソン個人の問題はともかく、純粋にコルツの戦力のみを考えると、彼の離脱は痛い、ものすごく痛い。超痛い。サタデーの離脱よりも痛い。私がファンになって以来最も痛い選手の離脱かも。コルツディフェンス陣にあっては、上にも書いたとおり、待望久しい純正カバー2DTであり、そういった意味ではフリーニーやサンダース以上に重要なプレイヤーであっただけに本当に痛い。キャンプ中から開幕戦まで、いまいち元気ないなあとか思っていたら、まさかこう来るとは。

 この結果、ラヒーム・ブロックをインサイドに戻すにしても、コルツDL中純正DTはエリック・フォスターとダニエル・ムール(ムーア?)のふたりのみに。いよいよダレル・リード先発か。とか書いていて、今、公式サイトのロースター表を見ていたら、ラジュワン・ラムジー(元PHI)という謎のプレイヤーがロースター入りしとる。しかも背番号も99.
 かくしてOL同様こちらのインサイドも烏合の衆と化すことになる。怪我がらみでないだけに状況はこちらの方がより悪いかも。こっちも去年は両エンドで苦しんでいただけに、そこまで一緒かと言いたくなる。

 これで来年のドラフト1位はDTにほぼ決定。2位まで使っていいかも。でもDTの上位指名は難しいんだよなあ。
 つーか、それ以前に今年のDT、渉猟せんと。

 しかし1年前までは、上にも書いていた通り、DL,OLともども自信を持っていたポジションなのであるが、思わぬ事態の連発でこうも弱体化するとは。なんつーか、元の木阿弥って感じ。特にエド・ジョンソンは最も期待していたプレイヤーであるだけに、こんな結末を迎える事になるとはなあ。しかも他チームで活躍するというパターンもありすぎる程あるだけに、余計に痛い。


 話は全然変わりますが、これからこの項の名称を、選手紹介改め選手名鑑にします。初めからこうすりゃ良かった。今までのはぼちぼち直していきます。あくまで、ぼちぼちだけど。

                     ああエド・ジョンソン  ←恨み節   2008/9/12

 ふ〜、あぶないあぶない。危うく、このエド・ジョンソンの項をActive Coltsのところに戻すところだった。
 もうそろそろ、エド・ジョンソンの項をActive Coltsのところに戻さないとあかんな〜と思っていた矢先の、エド・ジョンソンの解雇である。ちなみに解雇直前まで、私がこの項で書こうと思っていた記事の内容は以下のような感じである。

 ”廊下で正座していたエド・ジョンソン、帰ってきよった。しかしこのエド・ジョンソンといい、ドミニク・ローズといい、コルツは出戻りが多いので、面倒くさくってかなわん(多いっつても二人しかいないけど。)。コピー&ペーストをするだけっちゃあ、するだけだけど、この項目を移す作業というのは、地味に面倒くさいのである。

 でもまあ、戻ってきた事は本人にとってもコルツにとっても、良い事だと思う。DTというのは、適任者がなかなかに得がたいポジションなので。

 開幕4戦(ここまで5週だけど、ペナルティがあるので4戦)を見た限りにおいては、解雇前のパフォーマンスに戻っているとは言い難いが、丸一年遊んでいた訳だし、それは致し方ないでしょう。来季、本格復帰してくれればそれでいいッス。
 隣のアントニオ・ジョンソンと組んで、ウィリアムズ兄弟の向こうを張って、ジョンソン兄弟を形成してください。ウォール・オブ・ジョンソンになれば、尚良し。

 もうクスリはすんなよ。いい加減、大人なんだし。”

 な〜んて事を書こうと思っていた矢先の解雇である。

 となれば、当然誰もが思い浮かべるのが、「すわ、クスリか。」という事であろうが、それはコールドウェルがいきなり「性格上の問題ではない。」といきなり打ち消している。
 いきなり打ち消しているところを見ると、やはり性格上の問題だったのだろう。つか、それしか考えられん。

 純然たるパフォーマンスの問題といったって、じゃあなんで開幕から5試合もの間、デプスの一番手に置いているんだという事になる。そんなものキャンプの段階で目星が付くだろう。つか、そのためにキャンプやってんだし。

 強いてパフォーマンスの問題を挙げるとすれば、戦術の変化ということは理由のひとつにあるかもしれない。
 今季のコルツは昨季までと違って、ブリッツを多用している。結果、DTにはNT的な動きが求められる。で、もともとUTタイプのエドのパフォーマンスに首脳陣が不満を抱いた、というのはあるかもしれない。この手の問題は実戦、それも公式戦での動きを見てみないと判別が付かないので、バイウィークまでの4戦をそのテスト期間にしていたという説は充分に成り立つ。そしてダメっぽいので解雇。トレード交渉もメンドくさいのでウェーバーにしたという事なのだろう。

 っつてもなあ。そんな試用期間を設けるまでの選手か、というのはある。

 もともと、このエド・ジョンソンという選手は、素行不良が原因でドラフトから洩れ、それを何故か、マジメっ子大好きのコルツが獲得し、スターターに大抜擢。それを、クスリ一発で解雇。その一年後に再雇用、スターターとして起用しながら、開幕から一月ちょっとでまた解雇。どうしたいんだか、まったく分からん。性格も容姿も最悪だが○○○だけは絶品な女みたいなものか。(○○○には自分で好きな言葉をいれてみよう!)名前もエドだし。

 内部にいなければ分からない、外部からは絶対に分からない、何か特別な裏事情でもあるのかもしれない。

 しかし、一年ちょっとの間に同一チームから2度解雇されたスターターというのも、ちょっと珍しいのではないだろうか。

 ちなみにエド・ジョンソン解雇には、表向きには別の名目がもうひとつあって、それはケガにより2ヶ月ほど戦線離脱するヴィナティエリ様(プレイオフには必ず戻って来ーい。)の代わりのキッカーのためのロースター枠を空ける為というものである。

 で、そのロースター枠に入ったのがマット・ストーバー。実績十分の選手なので、特に言う事はないのであるが、ひとつだけ言わせて貰うと、「お前は、いつBALを辞めていたんだ。」

 NBAほどでないにせよ、NFLも気を許すと、どんどん選手が思わぬところに顔を出す。ベン・ハートソックはJETSにいやがるし、フィッツパトリックはビルズにいやがる。お前、ラムズじゃなかったのか。

 と、ここでビルズとジェッツの選手の名をだしたのは他でもない、ついさっきまでビルズ@ジェッツを見ていたからである。
 で、見ていてしみじみ思ったのは、タッチダウンというのはなかなか取れないもんだなあという事である。コルツファンをやっていると、レッドソーンに入れば、タッチダウンは自動的に取れるものだと思いがちであるが、それって錯覚だったのね。マニングさんはやっぱり偉いや。

 ちなみこの試合、オーバータイムが長引いて、途中で録画が切れてしまったので、GAME CENTERで結果を見たのであるが、そうしたらまたびっくり、TEN@NE0−59って何。(ちなみにビルズ対ジェッツ戦は16−13でビルズの勝ち。)

 第2クオーターだけで35点、獲っとる。しかもヤングとコリンズのパス成功率の合計が2/14って。バレンタインデーかと、とりあえず突っ込んでおいて、さらにそのにパス獲得ヤードに目をやると、マイナス7ヤードって。一試合でプラス7ヤードでも大概であるが、マイナス7ヤードって。突っ込みようがないわ。一方でクリス・ジョンソンは17回で128ヤード。訳分からんわ。こんだけ負けているのに、チームのパスアテンプトがひとりのRBのラッシング・アテンプトに負けているって、一体。

 話がずいぶんとエド・ジョンソンから離れてしまったが、とりあえずこれでコルトとしてのエド・ジョンソンを見ることはもう無いだろうなあ〜。好きだった、それ以上に期待していた選手だっただけに残念至極である。

                それとも、また来季、契約する気か。2009/10/21
 B.Stokley  
今や、すっかり
デンバーのひと。
  ストークリー、ストークリーと各所で騒いでいる割には、そのひとストークリーの項目を作っていなかったので、ここらで作ってみる事にします。

 ストークリーがコルツに入団したのは今から5年ほど前、2003年シーズンの事で、ちょうど私がコルツファンになった頃である。
 とすると、私がファンになった頃には既に彼はコルトであったのであるが、彼がFA入団であることを知った私は、NFLの事など何ひとつ知らないくせに、「なんじゃこらあ、こんなすっかりトウの立った白人レシーバーなんか連れてきやがって。アイザック・ブルース連れて来い、ランディ・モス連れて来い。優勝したくないんか。」といかにも素人くさい感想をもったものである。トウが立った(漢字、超むずい。)といっても、その時点で28才、5年目のシーズンである。働き盛りである。その後、彼とマニングの仲の良さを知ると、その手の事には敏感な私は、「なんじゃあこらあ、マニング人事かあ。マニングの言いなりかあ、こりゃあ。」といかにも素人くさいが、決して間違えてはいない感想を抱いたものである。

 今、彼の事を調べていて気付いたのであるが、例のマニング49TDsのシーズンはストークリー入団の’03シーズンではなく、その翌年’04シーズンの事である。私は彼の入団したその年の事かと完全に勘違いしていた。

 そうしてその’04シーズンこそ、彼ブランドン・ストークリーのキャリアのハイライトである。もしかしたらそれ以上のシーズンがこれから待っているかもしれないが、今のところは彼のキャリアのハイライトである。
 そうしてそれは彼のみならず、マニングやコルツにとってもハイライトシーズンだったろう。右にハリソン、左にウェイン、そうして中央にストークリーをそれぞれ配し、彼らが縦横無尽にダウンフィールドを駆け回る姿はまさに圧巻だった。私は家の近くのマンガ喫茶で深夜、GB戦でのファーブとの壮絶なシュートアウトをGAME CENTERで追い駆けながら、胸をときめかせていたのを思い出す。

 ちなみにケチをつけるわけではないが、このシーズンは、その前年のプレイオフ、ハリソンがあまりに性質の悪いバンプを受けた事から、パスインターフェアの適用が大きく改定され、マニングのみならず他のQBも軒並み大きくスタッツを伸ばしたシーズンであり、その謂わばパスハッピーシーズンの最大のトピックスがマニング49TDsだった訳である。今は亡きカルペッパーがキャリア最高のスタッツを残した、というか唯一の活躍をしたシーズンもこの年である。ドリュー・ブリーズが覚醒したのも確かこの年だった筈である。
 だから、マニングの49TDsもその前の記録保持者マリーノのとは一概に比較対照はできないと思う。

 それはともかく、このマニングの新記録となる49TD目をレシーブしたのがほかならぬこのブランドン・ストークリー様である。たしかSD戦でのOTの決勝TDだったと思う。ちなみに48TD目は今は亡きジェームズ・マングロー(シラキュース)。あいつ今何してっかな。

 そうしてこのシーズン49TDsは昨季、よりによってあの憎むべきブレイディによって破られるのであるが、一応ココで一コルツファンとして負け犬の遠吠えをしておくと、そのTDのほとんどがランディ・モスに集中したブレイディに比べ、3人のレシーバーにきれいに10TDs,1000ヤードづつ配したマニングの方がよりQBの力による新記録だったという事である。でもないか。書いていて、いかにもこじつけな気がして来た。
 ただ、ひとつ付け加えておくと、マニングの49TDsは確か15試合目での到達で16試合目は、プレイオフのために温存とか言って、流しているのである。16試合目で到達したブレイディとはそこは確実に違うと思う。もっとも、その16試合目を流してプレイオフではNEおよびブレイディにきっちりやられているのであるが。ちなみにその翌年は13連勝のシーズンで、HFAが決まった後、同じくプレイオフのためとか言って、14試合目以降を流し(で、その14試合目にSDに敗戦。)、そのプレイオフではきっちりPITに討ち取られている。やれやれ。

 なんだかストークリーの記事というよりはマニング49TDsの記事になってしまったが、まあこれが彼のキャリアにとってもハイライトであるのだから仕方があるまい。

 ストークリーの特徴はというと、なんといってもその堅実なキャッチ力(これはコルトである以上、当然である。ムーアヘッドは例外。あと、K・キースも。)とスピードである。とりわけ、そのスピードはここ数年のレシーバー陣の中では最速だったと思う。いかにもフィールドを切り裂くといった感じであった。D・クラークをより切れ味鋭くしたといった感じである。

 しかし、そのハイライトシーズン以降は膝だか足首だかの怪我で思うようにプレイできず、結果カットされる感じでコルツを去ることになる。ところがどっこい(←タージンの影響。)、デンバー移籍後は、怪我が癒えたのか、またもや縦横無尽の大活躍である。
 正直言って、コルツを退団した選手の中では、上のE・ジョンソンと同等か、あるいはそれ以上に退団が惜しい選手である。返してくんねえかなあ、デンバー。ディームにゴンザレスくっつけるから。駄目か、やっぱ。

 ちなみに彼はBAL時代にひとつ、そうしてIND時代にひとつ、と計2つのチャンピオンリングを持つ強運の男でもある。デンバーファンは期待してよいと思う。

 画像を検索していたら彼の恥ずかしい写真を発見したので、
当然ココに晒しておきます。  うむ、これは恥ずかしい。

 フルネームは分かりませんでした。


                            2008/9/23

 2012年オフ、ペイトン・マニングのデンバー移籍に伴い、謂わばその縁故採用でデンバーと2度目の契約に至る。

 それを揶揄して、私は次のような文章を書いたのであるが、

「 そのデンバーで、マニング、ベイリー等と並んで、数少ないベテランであるストークリーであるが、デンバーファンの皆さんも完全にお気付きでしょうが、こいつ完全に縁故採用です、マニングのコネ入社です。こいつら、完全にデキてます。付き合ってます。ヤッちゃてます。一緒にテネシー大学女子バスケットボールのゲームを見に行ってます。」

 上の写真を見ると、あながち冗談とも言えない気がしてきた。私の経験上(どんな経験だ。)、上半身裸の写真を撮る男は、大概ホモです。断言しちゃいます。ヴィナティエリも、そういう写真撮っているんだよなあ。

 いや、マジでマニングとストークリーはホモなのかもしれない。一緒に温泉行っているのかもしれん。これからは、そういうエロい目でデンバー戦を見ようと思う。

 こういう書き方をすると、筆者の私までホモではないかと疑われるかもしれないので、ここに断言しておきます。私はホモじゃありません。れっきとした女好きです。いや、こんな書き方をすると、逆にホモを隠しているのかと思われるかもしれない。とすると、逆に肯定していた方が良いのか。私はホモです。いや、違うって、ホモじゃないって、信じてくれ〜〜。

                                      2012/9/16(日)
 M.Washington  
なんか、
よくわからん写真。
 俺、ワシントンのファンになっちゃったよ(チームの方。)記念、マーカス・ワシントン特集です。っつても記事書くだけだけど。 

 今現在ワシントンとインディをつなぐ唯一のプレイヤーがこのM・ワシントンである。PSにアロマシュドーもいるけど。
 PHIとは割りに関わりの深いINDであるが、WASとはあまり関係がない。理由はよく分からんが、おそらく偶々だろうが、こういうことは結構濃淡がある。ブームみたいのもある。

 つうわけで、ほとんどのコルツファン、そうして当人も忘れてしまっているだろうが、彼は元コルトなのである。
 そうして、いまちょっと記録を調べてみて驚いたのであるが、彼はコルツ時代の2001年シーズン(ダンジー直前ね。)、8サックを記録している。これはおそらく、コルツLBとしては21世紀期間中のシーズン最多サック記録であろう。別に裏は取ってないけど。現在のコルツではとても考えられない数字である。

 その数字が示すとおり、彼は前政権時にドラフトされた最後のプレイヤーであり、当然の如くダンジー、というかダンジーのスキームとは反りが合わず、契約が切れるとともにワシントン(ややこしい。)に移籍してしまった。ちなみに彼が2巡の時の1巡がロブ・モリスである。ブリッツしたかった時代の話である。

 そうして、元コルトLBの例に洩れず、彼もまた移籍先でブレイクした。2004年シーズンにはプロボウルにも選ばれている。

 元コルトのプレイヤーというと、大概移籍先では期待外れに終わり、けんもほろろな状態になるのが常なのであるが、なぜかラインバッカー勢だけは移籍先で大活躍する。どうかするとコルツ時代以上に活躍する。このM・ワシントンをはじめ、M・ピーターソン、D・ソーントン、C・ジューン、皆然りである。さながらラインバッカー専門学校の様相を呈している。(っても4人だけだけど。)C・ジューンにいたっては大学時代セイフティーだった選手である。おそらくケイアホーもこの系譜に連なるであろう。マイアミあたりで、顔的に。

 まあ確かに、コルツのスキームというのはLBにとっては窮屈なつまらないものなので、その枷が外れて一気に弾けるというところもあるのだろうが、それにしても不思議である。ダンジーはDB出身だし、優秀なLBコーチがいるのだろうか、そうか、LBコーチが優秀じゃないのか。理由が想像すらつかない。いまもって謎である。インディ七不思議のひとつに数えられている。残りの六つは知らんけど。

 という訳で、基本的にはダンジー以前の人なので、ダンジー以後の私にはあまり思い入れがない。強いて挙げれば、私がかつて熱中していたMADDEN03で、活かし方を分からぬままにリリースしてしまった選手というくらいである。その頃の私はWLBとSLBの特性の違いを知らなかった。

 画像を検索したがコルツ時代のは見つからず。

 フルネームは分かりませんでした。

                                         2008/10/14
 H.Smith  
本職。












こんな事も出来ます。
  ムーアマンについて書いたので、ついでにうちのパンターについて。
 で、うちのパンターHunter The PunterことH・スミスであるが、コルツファンならみな御存知の通り、かれのパンターとしての出番は非常に少ない。ヒジョーに少ない。とりわけ2.3年前、特にマニングが49TDsの記録を作った頃などはパンターとしての出場機会はほとんど無かった。どう考えてみてもホルダーとしての出場の方が多かった。ホルダーの合間にパンターをしていたようなものである。ホルダー兼パンターとして正式登録すべきであろう。

 さすがに最近はパンターとしての出場もずいぶん増えたが、それでもまだまだホルダーとしての出場の方が多いと思う。おそらく史上最高給のホルダーであろう。調べてないけど。

 ホルダーとしての技量は良く分からんが、パンターとしての力量はまあ平均並といったところである。悪くもないけど良くもない、普通の飛距離ふつうのコントロール。もっとも前述のとおり出場機会はきわめて少ないので真の実力はよくわからない。もしかしたら凄いパンターなのかもしれない。もっとも、どれだけ凄いパンターだとしても超オフェンスチームであり貧弱ディフェンスチームであるコルツに於いてはその能力を発揮する場はないけれども。

 フルネームはHunter Dwight Smith。
                                            2007/10/9

 ’08シーズンの対サン・ディエゴ・サイファーズ戦において、さして大きな失態はなかったものの、彼我のパンターの力の差をまざまざと見せ付けられ、なんとなくコルツにいちゃいけない雰囲気になり、カットだかリリースだかは忘れたが、’09シーズンよりワシントンに移籍。

 実力的にはAマイナスかBプラスぐらいのパンターだと思うので、ディフェンス中心のチームならともかく、オフェンス中心のチームなら、まだまだ働けると思うので頑張ってくだされ。

 と思っていた矢先、レッドスキンとしての初戦でスペシャルプレイを披露。見事成功。コルト時代には絶対見せなかったプレイを見せた。

 やっぱりホルダーとしての仕事ではあるけれど。ホルダーとしてオールプロか。

                                            2009/9/17

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