インディアナポリス研究会コルツ部

選手名鑑 excolts

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 T.Jackson  
しらきゅうす。
  今(なのか昨なのかいまだによく分からんが、とにかく2007年の)ドラフトで私がマークしていた唯一のCBがこのターナード・ジャクソンであった。その理由を説明する前に、今ドラフト時に於けるコルツのCB状況をちょいと説明しておこう。

 そもそも2007年のドラフト時に於いてCBはコルツの最重要補強ポイントではなかった。全然なかった。いくらN・ハーパーが抜けたとはいえ、3年連続で2人以上、それも結構上位で指名しているためデプスは結構埋まっていたのである。使ってみたい選手は何人もいた。ところがドラフト直前でJ・ディビットのRFAでの移籍が急遽決定。最低ひとりは誰か上位で指名せねばならなくなり、結果ヒューズとコーの二人を指名する羽目になった。

 したがって私はこの両者は完全にノーマークであったのだが、J・ディビットのRFAでの移籍が決定する前、CBもどこかのタイミングで一人ぐらい指名するかなあ〜と思っていた私がマークしていた唯一のCBがこのターナード・ジャクソンである。

 その理由は、今現在(2007年12月)TBでSをやっているようにヒューズほどでないにせよカバー2CBっぽかったというのもその一つであるが、そんなことより何より彼はあのシラキュース出身だからである。

 コルツファンならずとも周知のとうり、コルツといえば無類のシラキュース好きである。ハリソンで味をしめたのかフリーニーで味をしめたのか知らぬが、とりあえずシラキュースにはコルツは手を出す。例えば昨年もRyan LaCasse なんて言うシラキュース出身の選手をドラフトで指名し損ねたのが悔しいのかわざわざトレードで獲得したりなどしている。当然この選手も私はマークしていた。
 いまでこそシラキュース出身はハリソン、フリーニー、J・トーマスの3人だが(これでも十分多いが)、一時はマングロー(何処へ行った)にこのラカッサを含めてロースターに5人も名を連ねていた。だいたいシラキュース出身などは2チームに1人ぐらいしかいないものなのである。それが5人。それもシラキュースがマグナブやバラックのいた頃のように強ければともかく今現在のシラキュースは強くない。というか弱い。
 何か裏の理由があるのだろうか。勘繰りたくもなる。ポリアンってシラキュース出身?。ダンジーはミシガンだった筈だし。

 という訳でターナード・ジャクソン、近いうちにうちに来る。

                                      2007/12/13
 M.Scifres  
こんな顔、しとったのね。
 NFL業界では、FA解禁やらスカウティングコンバインやらで、大盛り上がり(大じゃないか。)であるが、そんな事とは全然関係ないことするシリーズ第1弾、サイファーズさん紹介である。

 コルツファンなら誰もが知ってる、コルツの仇敵、サイファーズさんであるが(いつの間にか、さん付け。)、私はこのサイトのあちこちで、サイファーズサイファーズと書いている割には、サイファーズその人の項目が無かったので、改めて作ってみました。

 なんで、私がこのサイトのあちこちでサイファーズサイファーズと書き散らかしていたのか、つらつら考えてみるに、彼がコルツ戦で常に活躍していたというのもその一因であろうが、もう一つの理由に、私がNFLを見始めた当初、最初期にそのプレイ振りに驚嘆した選手だったといのもあったと思う。

 フットボールプレイヤーの能力というのは初心者にはなかなか分かりにくいものがあると思われるが、その中にあってパントは、例外的に、初心者に対し説得力のある凄さを提示できうるプレイだと思う。同じ頃、ザウアーブラン(今、何処にいる。)にも私は驚嘆していた。ザウアーブランに関しては、その能力もさることながら、クスリを使っているという事にも驚かされたのであるが。パンターなのにクスリって、という具合である。

 でも今になって考えてみると、フットボールの各ポジションの中では、運動能力が割とそのまま成績に反映されるポジションであるように思う。筋力があればあるだけパンターにとっては有利であろう。調べてみると、パンターは、BUFのムーアマンをはじめスポーツ万能が多い。まあ、NFLプレイヤーは全員スポーツ万能だけど。
 同じキッキングでも、キッカーはどちらかというと精神力がモノを言うポジションであるから、運動能力がそのまま成績に反映されない。

 マイク・サイファーズの能力については、今更説明を要すまい。そのパントを1回見れば、それこそ初心者でも感得するであろう。特にコルツ戦は必見。

 彼の悲願はスーパー制覇と、ある意味それ以上にハワイ行きである。彼のプロボウル未選出はNFL7不思議のひとつである。
 強豪チームのパンターというのは、どうしても通算成績が伸びないというのはあるが、にしてもねえ。

 彼をこの項、Future Colts の項に置いたのは、ほかでもない、私が彼のコルツ入りを熱望、つうか切望するからである。フィールドポジション重視の私のフットボール観には、彼はまさしくピッタリの選手だ。
 まあさすがに、ポリアンは獲らないか、やっぱし。獲ったところで宝の持ち腐れだろうし。ハンター・スミスですら腐っているのに、サイファーズまで腐らせちゃあ、ねえ。

 フルネームは分からなかったっス。

 この項、最後に書いて以来、1年以上経過していたのね。そのターナード・ジャクソンも、今じゃあ、リーグナンバー1のカバー2セイフティ、時の経つのは早いものである。

                                        2009/2/28
 Ndamukong.Suh  
意外に
おしゃれさんなのかも。
 来たね、超大物が。面白ネーム界の超ビックネームが。殿堂入り間違いなし、というか、既にもはや殿堂入りしている超ビックネームが。ンダマコン・スーって。ンダマコン・スー。何度聴いても、素晴らしい響き。マニュアマニュミーラ以来の大物とみた。10年にひとり、否、最初で最後の超大物といっても良いかもしれない。

 10年にひとりは大袈裟なのではないか、O.J.アトグーワやンナンディ・アソムーグワがいるではないか、という説もあるかもしれないが、私が見たところ、つーか聴いたところ、アトグーワやアソムーグワは、確かに変わった名前かもしれないが、決して面白くは無い。アトグーワなどは、むしろカッコ良いぐらいである。彼らはカテゴリー的にはオラジュワンと同じ範疇に属する。
 しかしンダマコンは違う。明らかにマニュアマニュミーラと同じカテゴリーである。面白ネーム界の新チャンピオンである。名誉王者である。

 まず何より、このンダマコンの素晴らしいのは、面白ネームがファーストネームという点である。今までの面白ネームは、例えばこのマニュアマニュミーラにしても、面白いのはあくまでラストネームであって、ファーストネームはブランドンというような平々凡々ながっかりな名前であったが、このンダマコンは違う。ファーストネームがいきなりンダマコンである。マニュアマニュミーラにも実は双子(あれっ、単なる兄弟だったかな。)であるという大きな加点ポイントがあったが、彼の場合はファーストネームがいきなり面白いという、もはや卑怯とさえ云って良い、強力な加点ポイントがある。

 そして、そのンダマコンという強烈過ぎるファーストネームを、これもまた意表を衝いて、スーという、珍しいのか面白いのかさっぱり分からん、素晴らしすぎるラストネームで受けるのである。ンダマコン・スー、なんて素晴らしい響き。もはや、粋を通り越して、わびさびの世界に没入していると言ってさえ良い。世界最高級のお茶を仮面ライダーお茶碗で頂くようなものである。 

 ちなみに私はこの「ン」から始まる日本語しりとり殺しの名前が大好きなのである。ンガンダとか、昔Jリーグにいたンボマとかである。しかし、そのどれもこのンダマコンには敵わない。ンダマコン・スー、ンダマコン・スー、私はいくらでもこの音を大声で発生したいぐらいである。でもホントに大声で発生しちゃうと、警察に捕まっちゃうので、じっと我慢している。現代社会はいろいろな本能をぐっと押さえ込んで生きていかねばならないのだ。

 ンダマコン・スー、実に素晴らしい。最後のGなんかも発音したいぐらいである。ンダマコング・スー、これも素晴らしい。実際はどう発音するのかは、よー分からんが、そんなことはどーでも良い。マニュアマニュミーラも実際の発音とは違うだろうが、この表記法・発音法が私は気に入っているので、使っている。細かい事は突っ込まないよーに。

 で、ンダマコン・スーというぐらいだから、ぽっちゃり型なのかなあと思っていたら、実際の姿は意外にもマッチョ型であった。ンダマコン・スーだと何故ぽっちゃり型なのかはよく分からんが。

 ちなみに彼の母親の名前は Bernadette Suh だそうである。意外に普通。

 話はちょっと逸れるが、PFWのドラフトレビュー誌のDTの項目で、DTの細かいポジションの名称に、DT、NTの他に1T、3Tというのがあった。去年のレビュー誌は買いそびれたので、今年からなのか去年からなのかは不明である、それぞれ1テクニック、3テクニックの略号と思われる。
 近い将来、鬼Tという略号が現れると見た。鬼タックルの略である。OTもDTも出来る、みたいな。ショーン・ロジャースのポジションは既にもう鬼Tかも。

                                         2010/3/31